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久遠について

久遠について


久遠について

久遠では日本人の暮らしに根付いていた水屋家具の伝統的な製作技法をベースに、現代のライフスタイルに合わせた家具・インテリアのデザイン、設計、製作を一貫して行う日本でも数少ない家具製作所です。ここでは久遠の家具のベースとなる技術や仕上げについてご説明します。


家具製作の伝統技法

家具製作の伝統技法

基礎となっているのは、日本に江戸時代から伝わる水屋家具の製作技法です。


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デザインについて

デザインについて

「久遠仕上げ」「水屋仕上げ」の二つの仕上げがあり、職人の高い技術力が必要です。

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木地について

木地について

久遠の家具づくりで使われている木は、ナラ、タモの二種類の無垢材です。


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保証とメンテナンス

保証とメンテナンス

久遠の製品にはすべて「刻印」が刻み込まれています。久遠の品質の証です。

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伝統技法

伝統技法について


家具製作の伝統技法


久遠の家具づくりの基礎となっているのは、日本に江戸時代から伝わる水屋家具の製作技法です。昔、家具職人の仕事は家を建てる大工さんが行っていました。昔の大工さんが家を建てるために使った日本の伝統的な技法が久遠の家具づくりにも脈々と受け継がれています。

「釘はどうして使わないのですか?」という質問があります。その答えは「使う必要がないから」です。京都の清水寺に代表される木造建築は釘を一切使わなくても、木造りだけで丈夫な建物ができる証明なのです。ですので、久遠の家具づくりにおいても釘を使用することは一切ありません。これが久遠の技の証なのです。

久遠の家具は完成までに多くの時間を必要とします。職人がひとつひとつ丁寧に製作するため、限られた数量しかつくることができません。ここからは、なぜ多くの時間が必要なのか、家具製作の工程と技法についてご説明します。工程は基本的に以下のようになります。



木取り → 加工 → 組み立て → 仕込み → 塗装 → まとめ


1:木取り

木取りは、仕入れた木を必要な大きさの部材に切り出します。
家具として組み上げたときに美しい木目が表面に現れるように切り出していきます。

木取り木取り


デザイン

デザインについて

デザインについて

久遠のデザインは日本人に暮らしに合うよう機能的に設計されているとともに、家具の仕上げ塗装に特徴があります。「久遠仕上げ」と「水屋仕上げ」の二つの仕上げがあり、どちらも塗り、乾燥を繰り返すオイルフィニッシュです。


久遠仕上げ

水屋仕上げ

久遠仕上げ

水屋仕上げ

久遠仕上げ(ナラ材)
久遠仕上げはオイルフィニッシュしたあとに、さらに造りこんでいきます。長い年月が経過したようなアンティーク感と深い味わいを醸し出すための久遠独自の仕上げです。職人の経験と技が最も必要とされる部分です。この仕上げができるのは久遠でも代表の松永四郎だけです。使い込むほどに風格と独特の味わいがでてきます。
水屋仕上げ(タモ材)
水屋仕上げは昔ながらの伝統的な水屋家具の仕上げです。手で触れられるごとに温かみのある色になっていきます。久遠仕上げとの違いは、久遠仕上げは、無垢材の角を丸くし、使い込まれたような味わいを出す技法を用いていますが、水屋仕上げはこの技法を用いず、昔ながらの伝統的な家具に仕上げます。


色合いについて

久遠の家具は、久遠色水屋色凛色木地色の4色で仕上げています。やや濃いブラウンの久遠色は、アンティーク風な印象で重厚感のある久遠仕上げに、やや明るいブラウン系の水屋色は水屋仕上げに、明るいブラウン系でアンティーク風な仕上げには凛色、木そのものの色合いを生かした、自然な風合いの木地色。ご希望があれば、大型家具に限りこの4色内での色合い変更は可能です。
久遠色
久遠色
水屋色
水屋色
凛色
凛色
木地色
木地色


木地

木地について


木地について

久遠の家具づくりで使われている木は、タモ、ナラの二種類の無垢材です。数千年もの長い間、森の中で生き続けてきた木は、職人の手により家具として新しく生命が吹き込まれます。久遠は貴重な木だからこそ、丹精込めて家具づくりしています。

無垢材は長い年月を経過しても耐えられるよう、家具になる前に4〜8ケ月乾燥されます。


木地について無垢材はまず天日で乾燥されます。乾燥される期間は無垢材の厚さにより異なりますが、久遠で使われる無垢材は6ケ月以上乾燥され、含水率を数パーセントまで下げます。これにより胴管(木の中の水の通る道)が細くなり無垢材の密度を高めます。


木地について次に乾燥室に移され、熱により乾燥されます。熱により加熱されることで木の中にいる虫を除去します。

その後、数パーセントになった含水率を十数パーセントまで戻します。数パーセントのままですと無垢材の収縮率が大きく、家具には適さない無垢材となってしまいます。含水率を十数パーセントまで戻すことにより、無垢材の伸縮率は1パーセント程度となります。とても重要な工程です。


次に無垢材の特徴をご説明します。
タモ ナラ
タモナラ
タモ 北海道の代表的な無垢材で、年輪がはっきりしており表情がとても豊かであるという特徴があります。また木目が美しいということも私たちがタモを使っている理由です。杉、ヒノキなどと比べ、とても硬く、強度があり、家具材として適しています。頑丈な無垢材として知られ、古くから日本の家具づくりに材木として用いられてきました。
ナラ 優しい木目と、荒々しく力強い木目のバランスがナラの特徴です。しっかりとした安心感を与えてくれる無垢材です。優しい印象とは反対にナラは加工がとても難しい材木としても有名です。さらに乾燥させるときに、割れなどが生じやすいので、家具になるまでとても手がかかる材木です。ヨーロッパでも家具づくりに多く用いられ、その美しい木目は人々を魅了し続けています。


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保障とメンテナンス


塗装


保証とメンテナンス


久遠は数世代に渡り長くお使いいただくための家具づくりをしています。無垢材をオイルフィニッシュで仕上げているため、長い間、愛着を持ってお使いいただければ、風格と深い味わいを持った存在感のある家具になります。何よりも受け継がれていくたびに、家族の歴史が家具に刻み込まれていくことでしょう。

久遠の製品にはすべて「刻印」が刻み込まれています。この刻印は久遠の職人が丹精込めて作り上げた品質の証です。

お使いいただいているうちにできた傷は、自然の味わいとなり、家具に風格と深い味わいを与えてくれます。ただ、大きく傷ついてしまい、修理したほうがよいのではと感じた場合はご相談ください。職人が適切なアドバイスをさせていただきます。


保障期間について
製品のお届けの日より、一年間を保証期間とします。
保証期間中に生じた、製造上の欠陥による破損や不具合については、無償で修理をいたします。その他の場合には実費にて修理を承ります。
塗装

なお、下記の場合は保証の対象になりませんのであらかじめご了承ください。
・不適切な取扱い、不注意により生じた破損や不具合。
・納品後の移動、運搬により生じた破損や不具合。
・製品の想定される使用目的以外のご使用、また改造などにより生じた破損や不具合 。
・「取り扱いの注意」が守られなかった場合に生じた破損や不具合。


メンテナンス
久遠の家具は、長くお使いいただき深い味わいを保つために、オイルメンテナンスをすることをおすすめしています。はじめは一年に一度、その後はツヤがなくなってきたときに随時行ってください。

メンテナンスは全体ではなく、日常生活でよく手が触れる部分をオイルメンテナンスすれば十分です。10年、20年と繰り返してゆくうちに、風格と深い味わいある家具となります。久遠では職人によるメンテナンス(有料)を承っておりますのでご相談ください。


■ご使用上の注意
無垢材は温度や湿度によって伸縮します。木材にとって好ましくない環境でお使いになると、ソリやワレの原因になりますので以下の点に充分ご注意ください。

屋外で使用はできません
直射日光を避けてください
冷暖房器具から出る冷風、温風が直接当たらないように設置してください。
湿度や乾燥が著しい場所に設置しないでください。
水洗いはしないでください。
濡れた物、熱い物を、直接家具の上に置かないで下さい。


■お手入れ方法
からぶき、またはかたくしぼった布で拭いてください。